ヴィーガン海外セレブ55人まとめ

流行を取りこぼさないよう世界中のセレブたちもヴィーガンになっています。私たちがヴィーガンになることを後押しして世界をより優しさに満ちた場所にしてくれるヴィーガンセレブたちをご紹介します。

ヴィーガンはかつて極論的と考えられていましたが現在は徐々にその流れは変わりつつあります。その一端を担うのがヴィーガンセレブで環境面や倫理的価値観からプラントベースな食生活に切り替えています。

ヴィーガンの価値観を共有することは難しかったのですがプラントベースの利点をシェアするセレブのお陰で多くのファンはヴィーガンを試してみる機会を得たのです。

プラントベースやヴィーガンのセレブが増えたことで、SNSを通じて今までヴィーガンを知らなかった何百万人もの人々にメッセージが届くようになりました。ハリウッドがヴィーガンに向かっていることは間違いありません。

55人のセレブがなぜヴィーガンを決意したのか紹介していきます。

 

ヴィーガンセレブ55人一覧

1. Moby(ミュージシャン)
2. Joaquin Phoenix(俳優)
3. ​Billie Eilish(ミュージシャン)
4. Woody Harrelson(俳優)
5. Rainn Wilson俳優)
6. Evanna Lynch俳優)
7. Stevie Wonder(ミュージシャン)
8. Elliot Page俳優)
9. Lewis Hamilton(F1ドライバー)
10. Rooney Mara俳優)
11. Lizzo(歌手)
12. Pamela Anderson俳優)
13. Alan Cummings俳優)
14. Sia Furler(歌手)
15. Peter Dinklage俳優)
16. Russell Brand俳優・コメディアン)
17. Mayim Bialik俳優)
18. Fearne Cotton(TV司会者)
19. Colin Kaepernick(NFLアメフト選手)
20. Sadie Sink俳優)
21. Leona Lewis(歌手)
22. Lucy Watson俳優)
23. Kat Von D(タトゥーアーティスト)
24. Thandiwe Newton俳優)
25. Jason Mraz(歌手)
26. Tobey Maguire俳優)
27. Bryan Adams(ミュージシャン)
28. Mýa(歌手)
29. Madelaine Petsch俳優)
30. Alicia Silverstone俳優)
31. Natalie Portman俳優)
32. Daisy Ridley俳優)
33. Emily Deschanel俳優)
34. Kate Mara俳優)
35. Ruby Rose俳優)
36. Danielle Brooks俳優)
37. James Cromwell俳優)
38. Benedict Cumberbatch俳優)
39. Nathalie Emmanuel俳優)
40. Kevin Smith俳優)
41. Bimini Bon Boulash(ドラァグクイーン)
42. Rob Zombie(ミュージシャン)
43. Romesh Ranganathan(コメディアン)
44. Will.i.am(ミュージシャン)
45. Travis Barker(ミュージシャン)
46. Brian May(ミュージシャン)
47. Maggie Q俳優)
48. Theo Rossi俳優)
49. Boy George(ミュージシャン)
50. Casey Affleck俳優)
51. Jenna Dewan俳優)
52. Jessica Chastain俳優)
53. Daryl Hannah俳優)
54. Morrissey(歌手)
55. Jared Leto俳優)

 

1. Moby / モビー

アメリカのミュージシャンで動物擁護者。1987年からヴィーガンを続ける生粋のヴィーガン。19歳の時に愛猫タッカーをきっかけに肉食を辞めました。その直観に従い、ローリングストーンズ誌では"タッカーを守るため、幸せにするため、苦痛から遠ざけるために何でもする"と語っています。

自分が素晴らしい価値観を持ち、信じられないほど感情に満ちた人生を送っていることを分かっていながら"他の動物は食べ続けるのか?"と自問しました。"タッカーを傷つけることなんて万が一にも考えられない。じゃあなぜ4つ(または2つ)の足があり2つの目があって、素晴らしい頭脳と感情を持った他の生き物は平気で食べるのか?"

1987年にモビーは動物の苦痛に貢献することを辞めると決意し動物性の製品の使用をやめヴィーガンとなりました。近年になってベニスビーチで開催されたTEDトーク「なぜ私がヴィーガンなのか(Why I'm A Vegan)」では肉食に対する認識の不一致について議論しました。

ヴィーガンフードへの情熱を共有するため2015年にはLAにリトルパインというレストランをオープンさせ全ての売り上げを動物愛護団体に寄付しました。腕や首にヴィーガンのタトゥーを入れ生涯ヴィーガンであることを示しています。そのタトゥーを入れた彫り師のキャット・ヴォン・Dもまたヴィーガンです。

 

2. Joaquin Phoenix / ホアキン・フェニックス

ハリウッドの看板の重圧に負けることなくヴィーガンメッセージを発信し続ける俳優。2020年2月にアカデミー賞主演男優賞を受賞した際のオスカー受賞スピーチで、残酷な乳業の実態を語り問題提起したことが世界中で話題となりました。

牧場で苦しんでいる家畜を減らすためプラントベースダイエットに切り替えるよう訴えたのです。"我々は自然界から程遠い存在になってしまった"と警鐘を鳴らし、"人工的に牛を受精させ生まれた子牛を引き剥がす。母牛が間違いなくその苦悩で鳴いていると分かっているにも関わらずです。そして我々にはその権利があると感じてしまっている"それはなぜかと問いかけました。

3歳の時に兄弟と一緒に魚がとても暴力的に殺されるのを見てからヴィーガンになったホアキン。動物擁護団体PETAの数々の広告になるだけでなく抗議活動や家畜として生きる動物の看病にも参加しています。実際にオスカー受賞の数日後には屠殺場から牛を解放しているホアキンの姿が目撃されているのです。

 

 

3. Billie Eilish / ビリー・アイリッシュ

ヴィーガンになる前はベジタリアンとして育てられ有名になってからも動物が関わる農業の実態をシェアするなどヴィーガンを広めるメッセージを発信しています。

動物を愛していて彼らのことを放っておいてあげたくてヴィーガンになったとSNSでコメントし、ファンにヴィーガンになるよう勧め"動物たちをほっといてやれマジで"と懇願しています。2018年には2600万人のSNSフォロワーにインドの乳業の惨状をシェアし"この映像を見て気にも止めない奴なんているのか?"と投げかけています。

 

4. Woody Harrelson / ウディ・ハレルソン

ヴィーガンが話題になるずっと前からヴィーガンを実践。ハンガーゲームシリーズ出演でも知られるハリウッド俳優。動物や環境に対して熱心でヴィーガンになって30年以上経ちます。タンディ・ニュートン、セイディ・シンク、元ヴィーガンのリアム・ヘムズワースなど著名な俳優がヴィーガンになるきっかけになった人物だと話しています。

ヴィーガンシェフでヴィーガンレシピ本「ウィキッド・ヘルシー」の共同著者でもあるデレック&チャド・サルノ兄弟と親友で、幾度となくチャドを専属シェフとして雇いレシピ本の帯にコメントも寄せました。

映画「ゾンビランド」出演時にはトゥインキーズ(お菓子)を食べるシーンでトウモロコシを原料にした特別なニセモノを食べて撮影を行いました。"ヴィーガンになったことは私の人生で一番大きな変化であり最高の成果でもあります"と語っています。

 

5. Rainn Wilson / レイン・ウィルソン

TVシーリズ「ジ・オフィス」のドワイト・シュルート役では肉を食べていた彼も現在は動物を愛するヴィーガン。

2017年のTV出演できっかけはレスキューした豚たちへの愛情で、朝食の最中にベーコンよりスノーティントンとエイミー(豚たちの名前)のことを愛していることに気付きヴィーガンになったと語りました。この可愛らしい豚たちを見ながらベーコンを食べていた頃の事実について、いずれ暴露されると思っていたと冗談を交えて話しました。

"50歳の老ヴィーガン"と題したインスタグラムの投稿で自身が感じているヴィーガンの健康的な利点をシェアしています。250万人のファンに向けて"以前よりエネルギーに満ちて、深く良い睡眠が取れているよ"と伝えています。

 

6. Evanna Lynch / イヴァナ・リンチ

ハリーポッター出演やヴィーガンポッドキャスト配信で知られる女優。ヴィーガンであることは自然なことと話し11歳から肉を食べなり"動物の身体を食べることが生理的に受け付けなくなった"と語っています。

2014年にヴィーガンになるまで"アイスクリームを食べながら乳牛が広い牧場で悠々と暮らしているという夢の世界にいた"とも語り「イーティング・アニマル: アメリカ工場式畜産の難題(Eating Animals)」という本を読んでから卵や乳製品の製造工程にある虐待の実態に気付いたといいます。

ポッドキャスト"The Chickpeeps"ではホストを務め、クルエルティフリーの美容製品のサブスクリプションも開始しています。

 

7. Stevie Wonder / スティーヴィー・ワンダー

グラミー賞を25回獲得した誰もが知る有名ミュージシャン。2016年に健康管理と環境を理由にヴィーガンに転向。

"ヴィーガンになって2年で体調は良好。健康的な食生活は重要だ"と語っています。2017年にはジェームズ・コーデンと共にThe Late Late ShowというヴィーガンCMソングも歌っています。

地球の未来を憂慮してヴィーガンのメッセージを積極的に広め"我々の星にもっと緑を増やさなければいけない。田舎は子供たちに適した場所だ。話しているだけではダメ。そこに関わっていく必要がある"と語っています。

 

8. Elliot Page / エリオット・ペイジ

10代で主演を務めたコメディ映画ジュノ(Juno)で知られる俳優。ヴィーガン歴10年以上で2014年にはPETAが選ぶ「世界で最もセクシーなヴィーガン」に選出されたエシカルヴィーガン。

家畜たちは不公平な状況におかれていると話し、2011年には180万人のフォロワーに向けなぜヴィーガンをバカにするのか?と問いかけ"非人道的な牧場での動物や自然環境の扱われ方は搾取による産物にすぎない"と語っています。

 

9. Lewis Hamilton / ルイス・ハミルトン

F1で5度の優勝を勝ち取った英国人ハミルトンは2017年からヴィーガン。アスリートとしてのパフォーマンスと環境保護の観点からプラントベースダイエットを取り入れました。

ファストフード産業をより環境にやさしくするためプラントベース・ハンバーガーショップのチェーン店「ニート・バーガー」をオープン。最初の店舗がロンドンのリージェントストリートに、2軒目がカムデンマーケットにオープンしました。

彼の愛犬ブルドッグのロスコーは以前、繁殖された犬によくある健康面の問題で苦しんでいましたが、ヴィーガンを取り入れて健康的に暮らせるようになりました。この嬉しいニュースを語りながら"彼が子犬みたいに戻ったんだ!ロスコーが健康になったのは素晴らしいことだしそれをみんなとシェアできることも光栄なことだよ"と話しました。

 

10. Rooney Mara / ルーニー・マーラ

2011年に動物性の製品を使わなくなってから10年以上ヴィーガンを実践。ベジタリアンの食事に関しては9歳の頃から取り入れていた時期があります。

ショッキングな映像がきっかけだったと語り"7年前に誰かが養豚場の惨状を映した映像を送ってきて、それがきっかけで別の現場での惨状も知り、さらにそれがまた別の惨状を知る映像へと私を導いていった。私はYouTubeの奥底へとたどり着いた"と語りました。

レザーではないスタイリッシュなコンバットブーツを見つけるのが難しいと分かったマーラはヴィーガンの洋服でもスタイリッシュに着こなせることを証明するべく、ファッションブランド「ヒラエス(Hiraeth)」を共同で設立。

またアニマルライツ・ドキュメンタリー「ドミニオン(Dominion)」ではパートナーであるホアキン・フェニックスと共にナレーターを務めました。このヴィーガンのカップルは「Cowspiracy:サステイナビリティ(持続可能性)の秘密」の製作陣と組んでThe End of Medicineという最新ドキュメンタリー映画にエグゼクティブプロデューサーとして参加することをアナウンスしました。自然界や動物界をどう扱うかで感染症の感染拡大や抗微生物薬耐性に重大な影響を与えることに焦点を当てた長編ドキュメンタリーになっています。

 

11. Lizzo / リゾ

「Juice」が大ヒットしグラミー賞も受賞したシンガーソングライター。7年間のベジタリアンを経て2020年からヴィーガンダイエットを取り入れました。

800万人のTikTokフォロワーに"新しいヴィーガンとして植物やプラントベースのプロテインのフレーバーを探求するのを楽しんでいるわ。この探検は賞賛に値する私自身のものよ"と伝えました。TikTokではお気に入りのプラントベースレシピも公開しています。

 

12. Pamela Anderson / パメラ・アンダーソン

"Baywatch"出演で知られる女優。30年以上ヴィーガンを続けアニマルライツ活動家としても知られることで、ハリウッドではベテランのヴィーガンに数えられています。

2016年にはヴィーガン活動の努力が評価されPETAのパーソン・オブ・ザ・イヤーに選出されました。動物擁護団体とも頻繁にコラボを実施しヴィーガンの普及に尽力しています。

100万人以上のツイッターフォロワーに向け動物保護問題についての投稿を日頃から行ったりフランスでヴィーガンレストランをオープンしたりしています。

 

13. Alan Cummings / アラン・カミング

「X-Men」や「007 ゴールデンアイ」の出演で知られる俳優。ヴィーガン歴は12年以上でPETAのキャンペーンにも定期的に協力。

ヴィーガンになって健康面の良い効果を話す中で"ヴィーガンになって肌がキレイになったよ。エネルギーに満ち、清潔で、若々しく感じている。自分の身体にとって必ずしも良いとされない物をわざわざ取り入れることはしていないからね"と語りました。

 

 

14. Sia Furler / シーア

オーストラリア出身で個人での活動を続ける歌手。2014年にヴィーガンレストランへオーナーから招待された際にツイッターで自身がヴィーガンであることを明かしました。

ベジタリアンであった時期も長く、過去にはPETAと協力し保護動物を助けるキャンペーンに参加しました。

 

15. Peter Dinklage / ピーター・ディンクレイジ

大人気シリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のティリオン・ラニスター役で知られる俳優。15年のベジタリアンを経て2014年にヴィーガンに転向。

信頼のおけるアニマルライツ活動家でありPETAのキャンペーンにも多数協力。キャンペーンビデオ「Face Your Food」では肉、卵、乳製品の醜い実態を伝えています。

またダイアウルフ(大きなオオカミ犬の一種)が流行した際にはファンに向けて犬たちが一生を檻の中で過ごしてしまっている実態を警告し、ペットショップで買うのではなく捨てられて保護された多くのハスキー犬を引き取るようファンを導きました。

 

16. Russell Brand / ラッセル・ブランド

ヴィーガンになるという1回目の決断が多くの人と同様にフライングになってしまいました。俳優でありコメディアンでもある彼は14歳の頃からベジタリアンでしたがドキュメンタリー映画「フォークス・オーバー・ナイブズ いのちを救う食卓革命(Forks Over Knives)」を見て2011年にヴィーガンになりました。(その後2年程度でベジタリアンに戻り2019年頃に再度ヴィーガンになった模様)

2019年に人気料理番組「Celebrity Bake Off」に出演した際"ずっとマニアックなものばかり焼き上げてきたよ。しかも今はまたヴィーガンだからね"とよだれの出そうなヴィーガン料理を横にしながら語りました。

 

17. Mayim Bialik / メイム・ビアリク

「ビッグバン・セオリー(The Big Bang Theory)」出演で知られ長年ヴィーガンを続ける女優。ヴィーガンを広めるため自身のYouTubeチャンネルでヴィーガンになった理由や幸せで健康なヴィーガンの子育てをアドバイスしたりしています。

19歳の時に肉を食べることを辞め、2009年に出版されたジョナサン・サフラン・フォア著「イーティング・アニマル: アメリカ工場式畜産の難題(Eating Animals)」を読んでヴィーガンを決意しました。ヴィーガンの利点をシェアすることにも熱心で自身のヴィーガンレシピ本「Mayim's Vegan Table」では100を超える家庭でも作れるプラントベースレシピを紹介しています。

 

18. Fearne Cotton / ファーン・コットン

イギリス出身の有名なTV司会者。ヴィーガンになることはエネルギーに満ちていて思ったほど難しいことではないと語り、ハリーポッター出演で知られる女優イヴァナ・リンチのポッドキャスト「The Chickpeeps」出演時にヴィーガンになったことを明かしました。11歳の頃、当時ヴィーガンが今ほど一般的になる前でヴィーガンという言葉すら聞いたことも無いながら、移動中の家畜に関する悲惨なニュースを見て肉を食べることを辞めたと語りました。

ヴィーガンが流行し出した近年になって動物性食品を全て取り除くことに興味を持ち完全にヴィーガンになりました。"徐々にヴィーガンになっていった。乳製品はもともと大好きだったわけではなかったので、最後に辞めることになったのは卵だった。これで卵はもうおしまい。さよなら卵。それ以降は素晴らしい気分で、全く難しいことではなかったわ"と話しました。

エシカルな考え方がプラントベースダイエットを決断するきっかけになったのかと問われ"ただヴィーガンに貪欲になりたかったんだと思う。革製品を買わないで生きていくっていう。今はDr.Martensにような素晴らしいヴィーガンシューズとか革ではない製品を買うように努めている"と語り、2019年にはレシピ本も出版しました。

 

19. Colin Kaepernick / コリン・キャパニック

有名アメリカンフットボール選手であるキャパニックがヴィーガンであることは驚くことではないでしょう。人種差別への奮闘はアイスクリームブランドのベン&ジェリーズで自身のプロデュースするフレーバーを提供する形でも讃えられました。(2016年に黒人差別への抗議として試合前の国歌演奏中に起立しなかったことが賛否両論を呼んだ問題が背景にあるようです。)

2016年にヴィーガン歴9ヶ月になったと語り、過去に負った怪我を治すためにパートナーで有名TV司会者のネッサ・ディエナと共にヴィーガンに転向したと語りました。

怪我の治癒につながるという点が信用されずこの決断には多くの批判もありましたが、こうした批判が間違っていたことを証明し以前より力強い身体を取り戻し、ジムでの筋肉質な身体のセルフィーを投稿し"いつでも準備はできてる。#ヴィーガンも悪くない(#NotBadForAVegan)"というメッセージを発信しました。

 

20. Sadie Sink / セイディー・シンク

「ストレンジャー・シングス(Stranger Things)」出演で一躍有名になった女優。

ハリウッドの大先輩ウディ・ハレルソンに2017年の「ガラスの城の約束(The Glass Castle)」の撮影中にヴィーガンになることは"全然やれるよ"と諭され彼の家族と過ごした後にヴィーガンになることを決意。"彼はとても熱心なヴィーガンで彼の家族もみんなヴィーガン。だから彼らと時間を過ごしているうちにヴィーガンライフスタイルは全然やれると思ったし、思ってるより難しくないわ"と語りました。

それ以前からベジタリアンだったものの、卵や乳製品の悲惨な現場を知ってからは"もうこれっきり!ヴィーガンになろう!"と動物性製品の使用をやめる決断をしました。

 

21. Leona Lewis / レオナ・ルイス

オーディション番組「X-Factor」優勝で有名になったイギリス人歌手。ヴィーガン一家に生まれ食生活は常に意識が高く12歳でベジタリアンに、2012年に完全にヴィーガンになりました。

エセックスにあるホープフィールド動物保護区域の管財人を11年間担当しSNSでは動物保護についての投稿も多く見られます。2019年にはヴィーガンの結婚式を挙げデザートシェフのマルコ・ファイラは"結婚式で提供されたメニューは全てヴィーガン。人口香料も不使用だった"と語りました。

 

22. Lucy Watson / ルーシー・ワトソン

英TVシリーズ「メイド・イン・チェルシー(Made in Chelsea)」出演で知られる女優・モデル。衝撃的なドキュメンタリー映画「Cowspiracy: サステイナビリティ(持続可能性)の秘密」を見た後でヴィーガンになることを決意。

酪農や養鶏の残酷な真実を目にして"全てが変わったの。動物を愛する者としてこれ以上乳製品を食べ続けることは意味を成さないわ"と語り、ベストセラーのヴィーガンレシピ本2冊とヴィーガン食品やデザートのシリーズもプロデュース。姉妹と共にロンドンにヴィーガンレストラン「テル・ユア・フレンズ(Tell Your Friends)」もオープンした。

 

23. Kat Von D / キャット・ヴォン・D

何かと物議をかもすことでも話題になるタトゥーアーティスト。長年ベジタリアンだったがドキュメンタリー映画「フォークス・オーバー・ナイブズ いのちを救う食卓革命(Forks Over Knives)」を見てから動物性製品の使用を絶ち"動物性製品を絶つことは自然な流れだった"と語っています。

熱心なヴィーガンで自身の人気コスメブランド「Kat Von D Beauty」も完全にヴィーガンのブランドに変化させた。それ以降、有名コスメブランドとして新しいヴィーガン事業に注力し2018年にはイタリアでハンドメイドされているヴィーガンシューズブランド「Von D Shoes」を立ち上げました。

 

24. Thandiwe Newton / タンディ・ニュートン

「スター・ウォーズ」にも出演した女優。「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(Solo: A Star Wars Story)」で共演したウディ・ハレルソンの影響を受けてヴィーガンに転向。

その宣伝の際に"色々な意味でヴィーガンになることは良いと思う。パワーという役割もそう。ウディと共演してからはずっとヴィーガン。まだ4ヶ月だけど脳にも全く影響はなく素晴らしい気分よ"と話しました。

 

 

25. Jason Mraz / ジェイソン・ムラーズ

グラミー賞ノミネートのキャリアを持つ歌手。2011年からヴィーガンで特にローヴィーガンを取り入れています。

他のセレブ同様、最初はプラントベースダイエットから入り健康面での利点を受けて"力強さを感じ、身体もシュッと健康で効率的だよ"と感謝の気持ちを語り、ベッドでのパフォーマンスも改善されたと話しています。

 

26. Tobey Maguire / トビー・マグワイア

「スパイダーマン(Spiderman)」シリーズ出演で知られる俳優。1992年からベジタリアンで2009年からヴィーガンを続ける。

"肉を食べたいという欲はない。実際子供の頃に肉を食べることに本当に苦労してた時期があった"と語り、「グレート・ギャツビー(The Great Gatsby)」撮影時にはレザーシートの送迎車を返させクルエルティフリーの内装をリクエストしたこともありました。

映画「マイ・ブラザー(Brothers)」で共演した女優のナタリー・ポートマンは2008年に彼の影響を受けてヴィーガンになったと語っています。

 

27. Bryan Adams / ブライアン・アダムス

1989年からヴィーガンを続けるカナダ人ミュージシャン。ヴィーガンフードやファッションをSNSでファンに共有する熱心なヴィーガンで"28歳の時に魚を含めて動物は食べなくなった。戻ることは絶対ない"と投稿。"プラントベースダイエットを採用する人が増えて、その変化を見るのは興奮する"とも語っています。

"もっと健康になりたくて地球環境にも配慮するのであれば、ヴィーガンになりなさい"とヴィーガン転向をファンにも促しています。30年以上ヴィーガンを続けPETAのインタビューでは"動物を愛しているなら食べるな"がモットーだと答えています。全くその通りですね!

 

28. Mýa / マイア

若さの秘訣はプラントベースダイエットと語るR&Bシンガー。SNSでも"全てにおいてヴィーガンは絶対オススメ"と投稿しています。意思の強さを試すためにヴィーガンになったが家畜や酪農の真実を知りそのまま継続。

PETAのインタビューでヴィーガンが与える肌や身体など健康面全てに与える"奇跡"を称えています。ファンに対しても"人生の大きな変化"を求めているならヴィーガンを試してみるよう促し、ヴィーガンライフスタイルへ転向するファンのために無料のオンラインガイドも用意しています。

 

29. Madelaine Petsch / マデライン・ペッチ

生まれた時からヴィーガンのセレブは少数ですがTVシリーズ「リバーデイル(Riverdale)」出演の女優マデライン・ペッチはその一人です!

ヴィーガン一家に生まれ家庭菜園の野菜などを食べて育ち、"環境面の意識がとても高い両親に育てられてラッキーだった。その意識は私の中にも深く根付いている"と取材で語っています。

"ヴィーガンになるのがいかに簡単で良いことかをみんなに教えてあげたい"とサスティナブルなヴィーガンライフスタイルがいかに楽しいかをファンに向けて発信しています。自身のYouTubeチャンネルでは美味しい料理を披露しながらヴィーガンレシピを公開。ヴィーガンの利点を紹介するのにこれ以上の方法はありません!

 

30. Alicia Silverstone / アリシア・シルヴァーストーン

恋愛コメディ映画「クルーレス(Clueless)」出演で知られる女優で1998年からヴィーガンを継続。ペットの犬を愛しながら動物を食べていることに疑問を持ちヴィーガンを決意。

ワンちゃんの目を見ながら"あなたのことは食べないのに、生きたいという同じ欲を持った他の生き物は食べる。それが楽しくてあなたのように可愛らしいことなの?"と自分に言い聞かせたと語ります。

現在は熱心に動物擁護活動を行い自身の息子をヴィーガンとして育て、PETAのキャンペーンでは「ウールを着るくらいなら裸になる(I'd rather go naked than wear wool)」というキャッチコピーと共にヌード姿も披露しています。

 

31. Natalie Portman / ナタリー・ポートマン

2008年に映画で共演したトビー・マグワイアの影響でヴィーガンになった女優。"リハーサルの時にトビーと一緒に美味しいヴィーガンのエナジーバーを食べていた""私は動物を大切にすることに素直に向き合ってるわ。卵や乳製品だって動物にとって不愉快なことがたくさんある。こうした製品が今後も永遠に続くかはわからないけどね"と語っています。

コロナ渦ではSNSでヴィーガン料理を作る動画を投稿するなどヴィーガン食の多様性を紹介し"子供でも楽しめる本当に美味しいプラントベース料理がお家で簡単に作れるし、それを紹介していくのが好き"と話しました。

最近ではヴィーガンレザーをキノコから作るベンチャー企業「MycoWorks」に出資も行いました。

 

32. Daisy Ridley / デイジー・リドリー

ヴィーガンの流行は遥か遠くの銀河にも届いたのか「スター・ウォーズ」シリーズの出演で知られる英女優のリドリーもヴィーガン。

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ(The Last Jedi)」のインタビューでは撮影中と宣伝中のそれぞれでヴィーガンの食事が提供されていたことを称賛しました。

さらにイギリス料理番組「Celebrity Bake Off」では100%ヴィーガンの料理を披露。バナナ&タフィのバタークッキー、チョコとラズベリーのタルト、奇抜なトイレの形をしたケーキを創作しました。

 

33. Emily Deschanel / エミリー・デシャネル

TVシリーズ「ボーンズ(Bones)」出演で知られる女優で力強いヴィーガン活動も行う。17歳でヴィーガンになり明確な動物擁護の情熱で、2018年には動物擁護チャリティー「Mercy for Animals」で120万ドルの寄付を集めました。

ポッドキャストでは工場的な畜産による環境への影響からヴィーガンになったと語っています。"畜産や酪農が与える環境への影響やそれが動物へ与える影響、それを公にせずにいるなんて酷い。動物たちは酷い扱いを受けた上に食べるために殺される。それは私たちの健康のためだとだけ言う。そんなのいつだって私にとっては三重の災難よ"と説明しました。

 

34. Kate Mara / ケイト・マーラ

妹のルーニー・マーラと同じくヴィーガンを取り入れる女優。Kimberly Snyder著の「The Beauty Detox Solution」を読んでヴィーガン転向を決意。8年前にヴィーガンになってからプラントベースダイエットの消化が身体に良いと感じているようで"胃腸が敏感だったけど動物性食品を断ってから調子がとても良いの"と取材で語りました。

動物擁護活動に熱心で"身体に入れるものを選ぶということに責任を感じている。動物が苦しんでいるのを知りながら、美味しいからとか便利だからという理由で好きにやってしまうことはできない"と語っています。

 

35. Ruby Rose / ルビーローズ

映画「ジョン・ウィック(John Wick)」出演のオーストラリア人女優。

若い頃に動物を食べることに疑問を持ち、フカヒレスープを前にして母親に"待って、これ本当にサメのヒレで出来てるの?"と聞くと母親は"違うわよ、違うに決まってるじゃない"と言われたと子供時代の記憶を話し、後に実際にサメのヒレが使われていると知るとショックを受け"本当に怖くなった。海のサメたちのヒレが無くなる悪夢を見てそれから魚を食べられなくなった"と語りました。

ヴィーガンになって現在で数年が経ち、2017年にはPETAが選ぶ最もセクシーなヴィーガンに選出されました。

 

36. Danielle Brooks / ダニエル・ブルックス

TVシリーズ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック(Orange Is the New Black)」出演で知られる女優。演じたテイスティ役と同じように愛情たっぷりの彼女はLGBTなどの性的少数派を擁護する投稿を自身のSNSで展開しています。

そして2017年に220万人のインスタグラムフォロワーに向けてヴィーガンになったことを報告しました。美味しそうなテンペ料理の写真をシェアしながら"ヴィーガンライフ!ヴィーガンとして生きていく残りの人生の9日目??"と投稿しています。

 

37. James Cromwell / ジェームズ・クロムウェル

1970年代からベジタリアンを続け、映画「ベイブ(Babe)」の撮影を通してヴィーガンに転向。動物たちとの撮影後、もはや彼らのことを食べることはできないと悟りました。"彼らの幸せを望みながら、ランチになれば自分の目の前に彼らがいる。ヴィーガンになるべきなんだと思いました"と説明しました。

映画出演後、PETAの動物擁護キャンペーンに数多く協力してきました。

 

38. Benedict Cumberbatch / ベネディクト・カンバーバッチ

TVシリーズ「シャーロック(Sherlock)」などへの出演で知られる俳優。ヴィーガンであることを公表せずNando's(チキン料理店)は好きか?という質問に笑いながら"ヴィーガンの選択肢があるならね"とその食生活についてわずかに語る程度でした。

同様にシンガポールでの撮影中の現地料理について問われた際には"ヴィーガンが楽しめるだけ食べたよ"と答えていました。

他の積極的なヴィーガンセレブとは異なるものの動物たちのために密かに行なっていることは愛着が湧いてきます。

 

39. Nathalie Emmanuel / ナタリー・エマニュエル

「ゲーム・オブ・スローンズ」出演で知られる女優。食生活を変えてどう感じるか試すためにヴィーガンになってからおよそ10年が経過。

ヴィーガン転向当時を振り返り"みんな私のところに来て輝いているとか眼が明るく綺麗と言ってくれたりして続けることにしたわ"と、他の人でもすぐわかるような明確な変化があったと語っています。

現在はヴィーガンパンケーキを楽しんだりお米と豆にアキー(植物)を使ったヴィーガンの"ソルトフィッシュ"などのジャマイカ料理を楽しんでいるようです。

 

40. Kevin Smith / ケヴィン・スミス

コメディ映画「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲(Jay and Silent Bob)」出演の俳優で心臓発作で生死の境を経験しヴィーガンになりました。

生活を激変させる必要があることを悟り、娘のハーレイ・クイン・スミスはヴィーガンになるよう2ヶ月も説得を続けました。ハーレイ・クインは父について取材で"彼は今までの人生でもっとも健康的。今はヴィーガンでそれは素晴らしいことよ"と語っています。

現在は二人でヴィーガンのポッドキャストの司会を務め、ヴィーガンセレブを招いてヴィーガンではない人が聞きたいことやヴィーガンについてより理解を深められるものなど、ヴィーガンが気になるやり取りを展開しています。

 

41. Bimini Bon Boulash / ビミニ・ボン・ボウラッシュ

TVシリーズ「ル・ポールのドラァグ・レース(RuPaul's Drag Race UK)」出演で知られるイギリス出身のドラァグクイーン。同番組のファイナリストである彼女がヴィーガンであることは驚くべきことではありません。

26歳でノンバイナリーのビミニは楽屋に入るなり"私はヴィーガン!東ロンドンのプラントベースプリンセスよ。私は東ロンドンでもっとも有名なヴィーガン。なぜならヴィーガンを辞める日は来ないからね"と語り、番組の予告映像ではヴィーガンになっておよそ7年であることを告げ"私が7年前にヴィーガンを発明した"と冗談を口にしています。

インスタグラムでのアニマルライツに関する投稿もあり、実際にパメラ・アンダーソンのPETAの有名なキャンペーン「全ての動物には同じ部分がある(All animals have the same parts)」を白のビキニ姿で再現しています。

 

42. Rob Zombie / ロブ・ゾンビ

ヴィーガン歴約10年になるメタルロッカーで映画監督。朝食の卵を拒絶する自信に気付きヴィーガンに転向。"気持ち悪い、もう辞めよう"と悟ったと当時の気持ちをファッション誌GQの取材で答えています。

18歳からベジタリアンで"肉を食べるのはもともと好きではなかった。俺たちはみんな生まれた時から全ての牛や豚が幸せだと洗脳されてきたんだ"と語っています。

妻のシェリ・ムーン・ゾンビと共に家庭菜園の果物や野菜で作った手の込んだサラダを摂りながら健康的なヴィーガンダイエットを楽しんでいます。自宅を保護動物のためにシェアしPETAのキャンペーンで助けた6匹のヤギを始め多くの動物と暮らしています。

 

43. Romesh Ranganathan / ロメシュ・ランガナタン

10歳でベジタリアンになり2013年にヴィーガンになったイギリス人コメディアン。ヴィーガンを嫌う人々は"それが正しい選択だ"とわかっていることが嫌う理由だと語っています。

BBC2で"ヴィーガンはユーモアが無く、自分たちが優れていると認識し、非の打ち所がないと思っていて、それが真実だと考えている。というのがヴィーガンを嫌う人々がヴィーガンに対して抱くイメージ"

"あなたがヴィーガンじゃないなら、私は常にあなたより優れている。エシカルな生き方があなたよりずっと優れている。地球にとってより良い存在で動物にとってもそう。悪い部分なんて無い。夕食の選択肢にちょっとイライラすることを除けばね"と冗談を交えた動画を公開しました。

TV番組「Jamie & Jimmy's Friday Night Feast」では何が彼をヴィーガンに導いたのか語っています。その動画がこちら↓

 

 

44. Will.i.am / ウィル・アイ・アム

人気ヒップホップグループ「ブラック・アイド・ピーズ(Black Eyed Peas)」のメンバー。高コレステロールと高血圧を経験した後の2018年にヴィーガンに転向。

"The Voiceの収録後にヴィーガンになって自転車で仕事に向かうようにして7kgくらい痩せたよ"と説明。それ以降、ヴィーガンの代弁者として動物を屠殺することについての倫理観や堕落していく食品業界について声を上げています。

インスタグラムでプラントベースダイエットの重要性について、自己治療で自分を助けていく方法として動画をシェアし"ヴィーガンとは健康や倫理的生き方に対しての意識が高いハードコアなギャングスターの集まりだ"と添えて投稿しています。

 

45. Travis Barker / トラヴィス・バーカー

人気バンド「ブリンク 182(Blink-182)」のドラマー。2008年の悲惨な飛行機事故を生き延びて以降、健康への意識からヴィーガンに転向。13歳からベジタリアンの彼は現在、健康的なヴィーガン&グルテンフリー料理を楽しみつつ時にはヴィーガンのおやつも楽しんでいます。

一日の始まりはオーツミルクのコーヒーから、お気に入りのレストラン「クロスロード(Crossroads)」で夕飯を楽しむこともしばしば。

ヴィーガン食生活と取り入れてから恋しく思う食事は全くなく"ヴィーガンピザが好きだし、ヴィーガン寿司、ヴィーガンのベトナム料理もある。私の親友のレストラン「Au Lac」にはうまいヴィーガン料理が揃ってるよ"とファッション誌GQの取材で語っています。

 

46. Brian May / ブライアン・メイ

伝説的ロックバンド「クイーン(Queen)」のギタリスト。

熱心なヴィーガンで動物を食べることとコロナ感染症のつながりについて"この感染症はどうやら人間が動物を食べていることから来ているようだ。動物を食べるということは我々の健康にとって最良ではないことが知られるようになっていている"と語っています。

また"ヴィーガンになるというのは1つの決断に過ぎないしそれについて説教を垂れたことは無い。ただ、今、動物を食べるということが我々人類という種にとってどんな影響を与えていくのかが見えるようになってきているようだ。今こそ他の種を虐待しない世界のあり方について検討する余地があるのではないか"と音楽雑誌NMEで話しています。

 

47. Maggie Q / マギー・Q

映画「ダイバージェント(Divergent)」シリーズ出演で知られるアメリカ人女優。ヴィーガン生活は20年を超え、動物擁護の活動家としても定期的にPETAの宣伝に協力している。プラントベースダイエットのおかげでスタントアクションを自分自身で行うアスリートでもあります。

最初に彼女をヴィーガンに導いたのは"ファッション、フード、娯楽に対する動物保護の情報"を送ったPETAのアジア人スタッフでした。

"受け入れ難い事実だったけど、畜産が環境へ与える影響について私ができていることはなかった。驚いてばかりいるのを辞め躊躇することも辞めた。動物たちを守る選択をしてこなかった私にどうして動物を愛する資格があるのか、ということを理解していなかった"と語りました。

動物擁護に熱心なだけでなく、地球環境保全にも熱心でプラントベースダイエットが環境に良いことを伝えています。しかし、こうした活動にも関わらず人々がプラントベースダイエットから遠ざかってしまわないよう、自信をヴィーガンとは呼ばないようにしています。

"自分をヴィーガンとは呼ばないようにしている。少し変な感じになってきているでしょ。ネガティヴな印象や偏見があったりするから。だからプラントベースという言葉の方がより親しみがあるし言葉に幅があるから好き。人を決めつけることはできないわ。人それぞれの生き方を受け入れなきゃいけないと思う"と自身の考え方を説明しました。

 

48. Theo Rossi / テオ・ロッシ

TVシリーズ「サンズ・オブ・アナーキー(Sons of Anarchy)」出演の俳優。22歳からヴィーガンを続けすでに20年以上が経過。

人生の半分以上をヴィーガンとして過ごしてきたハリウッドセレブはポッドキャスト「PEOPLE Every Day」で"動物に囲まれて育ってきた。俺の人生を牛耳ってきたね"と語り、動物への愛情と食肉がどうやって作られるのかを知りヴィーガンとなった。

他の家族はヴィーガンにならなくとも彼自身の倫理観に従い20年以上ヴィーガンを続けていますが、かつては今のように簡単なことではありませんでした。1997年のヴィーガンへの認識は"ファッショナブルではなく、かっこよくもなかった"と語るものの、くじけることなくミッションを遂行してきました。

"自分にとって何が良いのか色々なことに挑戦していた。ヴィーガンは自分にしっくりきたんだ"と説明しました。

 

49. Boy George / ボーイ・ジョージ

「カーマは気まぐれ(Karma Chameleon)」で知られるイギリスの人気グループ「カルチャー・クラブ(Culture Club)」のボーカル。年齢を感じさせない秘訣は2014年から始めたローヴィーガンダイエット。

最初は減量のために生の自然食品を取り入れたプラントベースダイエットを始め、その後ヴィーガンダイエットを継続するため栄養士アメリア・フリアーの食生活プランに従いました。

ヴィーガンについての投稿も行なったり日頃から肉を使わない料理をSNSで投稿しています。2012年からは仏教を修練しています。

 

50. Casey Affleck / ケイシー・アフレック

映画「ジェシー・ジェームズの暗殺(The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford)」出演で知られるアメリカ人俳優・監督。1995年からヴィーガンになった初期からのヴィーガンセレブの一人です。

俳優ベン・アフレックの弟でもあり畜産や酪農の悲惨な実態を知ってから動物性製品を取り入れなくなった。それ以降は動物擁護の活動も行いPETAのアニマルライツに関する広報活動に定期的に協力しています。

"私が肉や他の動物性食品を食べないことを聞かれた時は、健康的でなくて暴力的で非人道的な産業が産むものだからだと答えるようにしているよ"と語りました。

 

 

51. Jenna Dewan / ジェナ・ディーワン

22年のベジタリアンを経てヴィーガンになったダンサー・女優。

"10歳か11歳の時に屠殺場の番組を見て打ちのめされて完全にトラウマになったのを覚えてる。その翌日にもう肉は食べないと宣言したのよ。それからは食べてないの、あの時に始まったのよね。大人になってさらに色々なことを知るようになって悲惨な工場式畜産の惨状を知った時にはただただ涙が出てきた"と語ります。

他のセレブ同様にPETAの動物擁護キャンペーンに多数参加し、毛皮、洋服、化粧品、美容製品のために動物を使うことを批判しています。さらに婚姻中には元夫チャニング・テイタムにヴィーガンに挑戦させ話題になりました。

 

52. Jessica Chastain / ジェシカ・チャステイン

赤毛が魅力的な女優であまり語られていませんが15年以上ヴィーガンを続けています。

最初は健康改善のためプラントベースダイエットを取り入れましたが次第に肉、乳製品、卵の消費に関連した環境面や動物擁護の懸念を意識するようになりました。"すぐに人生で一番エネルギーに満ちているのを感じた"とヴィーガン転向時を語っています。

代替肉である「ビヨンド・ミート(Beyond Meat)」への投資も行い自身の母親のためにフードトラックを購入。ヴィーガンシェフになるという母の夢を叶えたのはヴィーガン運動への真の貢献と言えるでしょう。

 

53. Daryl Hannah / ダリル・ハンナ

アメリカ人女優で11歳の時に翌日屠殺される牛との交流があってからベジタリアンに転向。"私のお皿に乗っているものとかつて生き物だった姿を分離することがもはやできなかった"と語っています。

動物への愛情もさることながら環境への情熱も強く最近では気候変動に向き合うためヴィーガンになりました。

 

54. Morrissey / モリッシー

イギリス人歌手の彼ほどヴィーガンを続けるセレブは少ないでしょう。"ヴィーガンは優れている"と宣言するなど自身の価値観を口にすることに抵抗はありません。

物議をかもすこともある彼がベジタリアンになったのは11歳の頃。2010年代にヴィーガンになったとテレグラフ紙が報じています。

"母を持つものを食べることはしない。当然だ"と自身のプラントベースダイエットを語り"パン、ジャガイモ、パスタ、ナッツなど腹持ちの良いものを食べている"と説明しました。

動物擁護活動も行う彼は20年以上前にかつてボーカルを務めたロックバンドのザ・スミス(The Smith)で、「Meat Is Murder」("食肉は殺人"の意)と題した痛ましいタイトルのアルバムをリリースしました。

 

55. Jared Leto / ジャレット・レト

アメリカ人俳優・歌手。彼もまたヴィーガンが主流になるずっとまえからヴィーガンです。20年以上ヴィーガンを続け容姿を若々しく保つことができていると話します。

2016年にはローリング・ストーンズ紙で"かなり長いことやってるから僕はかなり健康だよ。20年以上ベジタリアンでヴィーガンな食事をしてケアしてきたからね。きっと健康と美容を維持するのに役立ってるんだと思うよ"と答えています。

ファンに向けて自宅の食料を公開し、エディおじさんのヴィーガンクッキー(Uncle Eddie's vegan peanut butter chocolate chip cookies」がやみつきのおやつだと紹介していました。

 

2021年3月11日
"55 stars share why they went vegan" by Rachel Smith
Vegan Food & Living